学校教育への参画

私たちのリユース事業や業務、様々な取り組みについてのカリキュラムを作成し、小学校、中学校、高等学校と成長段階に応じて、リユース業態を活かした様々な教育支援プログラムや講演活動を実施しています。


SDGs活動とキャリア教育の融合「学校ブックオフ」プロジェクト(対象小学3年生~中学生)

ブックオフグループのリユース事業についてのカリキュラムを作成し、子どもたちに向けて授業を実施しています。ブックオフという身近にあるお店を題材にすることで、社会・環境問題を自分事として捉えて、考えやすい内容となっています。これまでに、1万人を超える小学生(2024年12月末実績)に実施しており、SDGsとキャリア教育を融合したこのプロジェクトは大変好評を得ております。

本プロジェクトでは「教師が教える」のではなく、「子どもが自ら学びに行く」という教育目標のもとにプログラムが組まれています。プログラムでは、家にある不要な本を子どもたちに持参してもらい「これを売ったら、いくらになるか」と査定するところから学びが始まります。
子どもたちは体験を通し、クラスメイトと楽しみながら、本をリユースすることを覚えていきます。ブックオフではなぜ「値段がつけられない本」も無料で引き取るのかに疑問を持ち、その引き取られた本が100%リサイクルされていることを知って、ブックオフが「循環型社会への過渡期」を支えていることを経験的に学べます。

学校ブックオフでは、リアルな店舗運営を体験することができます。「売上を上げるには?」「チームワークを大事にするには?」「集客活動とは?」などを考えるうちに、大人顔負けのアイデアを出してくれることもあります。

「査定体験」、「学校ブックオフ」体験授業中には、オンライン授業を開きブックオフ店舗スタッフがアドバイスをいたします。また、子どもたちが活動を通して課題に思ったこと、乗り越えたいこと、解決したい疑問などを、オンラインを通して実際の店舗スタッフに聞くこともできます。

GIGAスクール構想時代にぴったりの教材データ、指導案、ワークシート、学校ブックオフ店舗開店の時に使用する仮想通貨「ブッカ」、店舗看板制作用のロゴデータなど、教材データ、ツール一式を提供しています。また、本が足りない場合は、ブックオフより寄贈することも可能です。

不要なTシャツで「マイバックを作ろう」、査定体験「本の価値って、どのくらい?」、店舗体験「学校にブックオフをつくろう!」など、各学年、テーマごとの授業を用意しています。、各学年、テーマごとの授業を用意しています。
ブックオフは、このプロジェクトを通して我慢して窮屈に生活をするのではなく、暮らしを楽しんでいただきながら、無理なくゴミを削減しモノが循環するサスティナブルな社会の在り方を、子どもたちに伝えていきたいと考えています。

不要なTシャツからマイバッグを作り、モノを大切にするという体験を通して日常の生活を振り返り、自分たちが学校で取り組めるリユースアクションを考える。
学年:小学3年生~中学生
教科:総合的な学習の時間、家庭科、社会科
時数:学校の都合に合わせ、2時間ver.3時間ver.をお選びいただけます。
1時間目:ブックオフってどんな会社?
2~3時間目:モノを大切にするといいことがあるって本当? マイバッグ作り
身近な存在である「本」を題材に、本の査定体験を通して、モノを大切に扱うことやモノの寿命を延ばすことについて考える。
学年:小学4年生~中学生
教科:総合的な学習の時間、社会科
時数:学校の都合に合わせ、3時間ver.4時間ver.をお選びいただけます。
1時間目:家にあるいらない本について考えてみよう
2時間目:査定体験をしよう
3時間目:オンラインでブックオフに査定結果について確認しよう
4時間目:値段がつかない本をブックオフが引き取る理由を考えよう
ブックオフの取り組みを知り、店舗運営や循環型社会について理解を深めることができるようにする
学年:小学4年生~中学生
教科:総合的な学習の時間、社会
時数:学校の都合に合わせ、6時間ver.8時間ver.をお選びいただけます。
【STEP1】1~4時間目:ブックオフからの「おしごと依頼映像」を観て、学校でブックオフを開店するための企画・準備・実施をしよう
【STEP2】5~6時間目:オンラインでブックオフに店舗体験の報告をし、課題を解決しよう
【STEP3】7~8時間目:反省点を踏まえ、もう一度ブックオフを開店してみよう

SDGsがよい指標であることはわかるが、いまひとつ内容を把握しきれていない
学校としてSDGsに取り組むことになったが、何から手をつけてよいのかわからない
SDGsと学校との関わりが薄く感じられ、生徒に浸透させることが難しい
そんな中学生、高校生を対象にブックオフグループよりスタッフを派遣し、なじみのあるブックオフのリユース業を通して、モノが循環するサスティナブルな社会の在り方を講演しています。