2026年5月期決算を発表。連結売上高1,301億円、経常利益47億円
ブックオフグループホールディングス株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:堀内 康隆、以下 ブックオフ)は2026年5月期決算において、連結売上高1,301億円・経常利益47億円となり過去最高を更新いたしました。今後も「国内ブックオフ事業」「海外事業」「プレミアムサービス事業」のさらなる拡大と新たな事業開発領域への挑戦に加え、事業活動を通じてリユースの社会的価値を向上するための取り組みを推進することにより、リユースのリーディングカンパニーとして業界全体を推進していくとともにサーキュラーエコノミーの実現を目指してまいります。

【目次】
・売上高・経常利益で過去最高を更新。事業の拡大からリユースそのものの価値向上で社会への貢献へ
・【国内ブックオフ事業】大型店の出店・リプレイスでまとめて手放せる利便性と体験価値の向上へ
・祖業とする本のリユース事業を通じ無書店自治体の課題解決から地域の社会貢献へ
・【プレミアムサービス事業】相談をしやすい環境からリユース体験の入口へ
・【海外事業】エンタメとユーズドインジャパンで各国に合わせた展開で事業拡大へ
・不要品回収ボックス「R-LOOP」の設置拡大。出かけるついでに入れるだけで回収後の行方が分かる循環へ
・伊藤忠商事との資本業務提携契約を締結。生活者に身近な顧客接点の拡大から国内外で「すてない社会」の実現へ
・業界全体でリユース人口拡大へ。8月8日リユースの日を契機とした認識浸透と行動変容
売上高・経常利益で過去最高を更新。事業の拡大からリユースそのものの価値向上で社会への貢献へ
資源・製品の価値の最大化を図った経済活動であるサーキュラーエコノミーへの転換が進む中、ブックオフの中核であるリユースビジネスは、使用した品物を循環することで資源の消費と廃棄に伴うCO2排出を抑制しながら人々の暮らしを支え、楽しみを提供する事業です。サーキュラーエコノミーを生活者の身近な行動としても定着させるため、ブックオフグループは「リユースのリーディングカンパニーになる」のビジョンのもと、「国内ブックオフ事業」「プレミアムサービス事業」「海外事業」の3つの事業を軸に、生活者の利便性や体験価値を向上するサービスの展開による事業成長とリユース業界そしてリユース行動そのものをよりポジティブにしていくための活動に取り組んでまいりました。
2026年5月期は2024年5月期から2028年5月期に向けた中期経営方針の折り返しの一年として、各事業において新規出店や既存店のリニューアル、サービス強化を推進した結果、連結売上高は1,301億円(前期比109.2%)、経常利益は47億円(前期比120.9%)となり過去最高を更新いたしました。引き続き多様なリユースへの挑戦による継続的な利益成長と事業を通じたリユースの社会的価値向上を目指した取り組みにより、業界全体を推進していくとともにサーキュラーエコノミーの実現に貢献してまいります。
【国内ブックオフ事業】大型店の出店・リプレイスでまとめて手放せる利便性と体験価値の向上へ
2026年5月期は国内ブックオフ事業において大型総合リユースショップ「BOOKOFF SUPER BAZAAR(ブックオフスーパーバザー)」を中心に11店舗を新規出店し、トレーディングカードやホビーの売り場を拡張した既存店のリプレイスに積極的に取り組みました。国内約700店舗を展開するうち8割を超える店舗で、本やソフトメディア以外にもトレカ・ホビー、アパレル、貴金属・腕時計・ブランドバッグ、スポーツ用品・アウトドア用品など幅広いカテゴリーを地域や客層に合わせて取り扱っています。

取り扱い商材が幅広いことによりご自宅で不要になったものをまとめて売りたいという生活者のニーズに応えると同時に、トレカの対戦スペースを設け大会を開催することや、公式オンラインストアで注文した商品を店舗で受け取れるなど実店舗を構える利点を生かすことにより、店舗とオンラインストアを合わせ年間の利用客数は8,560万人と多くのお客様にご利用いただいています。店舗に加え2026年1月に会員数1,000万人を突破した公式アプリや宅配買取サービスなどを活用した買取体験価値の向上にも引き続き取り組み、生活者にとってリユースが当たり前となることを目指してまいります。
祖業とする本のリユース事業を通じ無書店自治体の課題解決から地域の社会貢献へ
一次流通における紙の出版市場は減少しているものの(※)、ブックオフでの本の売上高は前年比103.7%と現在も需要は底堅く維持しており、地域や年齢・性別を問わず多くの人が読む本の取り扱いが来店動機にも繋がっています。


ブックオフは祖業とする本のリユース事業を活用し、全国的に課題となっている無書店自治体に対しコミュニティスペース「ふるさとブックオフ」を開設し、中古本を委託販売することで子どもたちの読書機会創出や地域の課題解決に取り組んでいます。2026年4月には青森県深浦町に3号店をオープン。オープン時には約150人が来場し地域の活気づくりに寄与しています。今後もふるさとブックオフの出店や自治体との連携を進め、リユース事業を通じた地域社会への貢献を継続してまいります。
※出典「出版指標 年報 2025年版」(公益社団法人 全国出版協会出版科学研究所)
【プレミアムサービス事業】相談をしやすい環境からリユース体験の入口へ
普段BOOKOFFに馴染みがない生活者にもリユースが身近になることを目指す「プレミアムサービス事業」では、百貨店を中心に展開する買取特化型店舗「hugall(ハグオール)」と、リユースに加えジュエリーのリペア・リフォームも行う「aidect(アイデクト)」の出店を進めたほか、東京23区を中心に展開する総合買取窓口を全店「Rehello by BOOKOFF(リハロ)」へリブランディング。高価格帯の品物においてはお店の敷居の高さや査定の不透明さなどから売ることをはばかられることがありますが、お客さまが納得して手放せるよう買取以外の選択肢もご提示する親身な接客とオープンな高級感がある店舗を展開し、モノを売ることに慣れていない方も気軽に相談でき安心してリユースできる場所を提供しています。
「Rehello by BOOKOFF」ではブランドバッグや貴金属のみならず本をはじめとしたBOOKOFFで取り扱うほぼ全ての商材をお売りいただけるほか、「Rehello by BOOKOFF」のECサイトやブックオフ公式オンラインストアで注文した商品の店舗受取も可能です。将来100店舗体制に向け今後も各ブランドにおいて既存店のサービス向上と新規出店を行うことに加え、催事買取の実施などを通じてリユースに馴染みがなかった方にも”売る”という行為が日常の一部となることを目指してまいります。
【海外事業】エンタメとユーズドインジャパンで各国に合わせた展開で事業拡大へ
海外事業では各国のニーズに合わせ、アメリカを中心に展開し国内店舗と同様に現地のお客さまから買取し販売を行う「BOOKOFF」と、マレーシアを中心に展開し国内で販売機会に恵まれなかった商品などを販売する「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」を展開しています。「BOOKOFF」では新規出店の増加や本・ソフトメディア、アニメグッズなどの伸長により売上高が拡大しました。「Jalan Jalan Japan」では既存店の売場リニューアルに注力したことで売上や客数が回復。国内のサーキュラーベースで検品のうえ輸出する商品を選定し丁寧なクリーニングを行うことで、状態の良さからユーズド・イン・ジャパンとして現地で多く求められています。

2026年5月期には株式会社ブックオフインターナショナルの設立と、台湾におけるリユース事業の展開を目的とした現地法人の設立を発表。中長期で海外10か国進出構想を掲げ、新たな国への展開を実現しながら2033年5月期に「BOOKOFF」「Jalan Jalan Japan」それぞれ100店舗に向け海外事業の成長を加速させることにより、グローバルでのリユース事業拡大を目指してまいります。
不要品回収ボックス「R-LOOP」の設置拡大。出かけるついでに入れるだけで回収後の行方が分かる循環へ
国内から海外リユースへの窓口の1つとなるのが不要品回収ボックス「R-LOOP(アールループ)」です。商業施設やホテルなどに設置された所定のボックスに不要になった衣料品・雑貨を入れるだけで、「Jalan Jalan Japan」で必要な人へとリユースされることに繋がります。リユースに繋げた量に応じた金額をNPO法人に寄付するほか、基準に満たない衣料品はパートナー企業が繊維などへリサイクルし、回収量やリユース・リサイクル実績をデータベースで管理することによりトレーサビリティを確保していることも特徴です。
「R-LOOP」は合計7自治体への導入を進め、設置拠点数は775拠点へと拡大。今後も生活者に身近な場所へと設置拡大を進め、出かけるついでに入れるだけという手軽な循環体験を通じ廃棄削減を目指すとともに、生活者に「すてない選択」を提供いたします。


伊藤忠商事との資本業務提携契約を締結。生活者に身近な顧客接点の拡大から国内外で「すてない社会」の実現へ

2026年2月に伊藤忠商事との資本業務提携契約を締結し、4月には資源循環の新たな拠点として都内30店舗のファミリーマートに「R-LOOP」を設置する実証実験を開始いたしました。今後も生活消費分野に強みを持つ伊藤忠商事と連携し以下の4つを軸に準備を進め、生活者に身近な顧客接点を拡大し国内外で「すてない社会」の実現を目指してまいります。
【業務提携の内容】
①仕入強化:ファミリーマート店舗網を活用し生活者に身近な場所でリユース機会を拡大
②出店拡大・集客:プレミアムサービス事業の出店拡大と集客強化を伊藤忠商事のグループアセットを活用し推進
③海外事業推進:伊藤忠商事の海外ネットワークを活用し海外事業展開を推進
④新規事業創出:両社の顧客基盤・サービス基盤を活かし新たな事業・サービスを創出
業界全体でリユース人口拡大へ。8月8日リユースの日を契機とした認識浸透と行動変容
個社ではなく業界全体としてリユースの認識を深め、8月8日リユースの日を契機に生活者の行動へ繋げることを目的に、実行委員会として小学生とその保護者向けの体験イベントを2025年8月に初開催いたしました。参加者の9割以上が体験によってリユースの理解を深め日常生活で実践するきっかけになり、参加者や参画企業からの好評を受け2026年もイベントを実施いたします。環境省や経済産業省からの後援も受ける本取り組みでは、イベントのみならず賛同企業44社の各サービスやメディアでのコミュニケーションを通じ、リユースや循環型社会に関する認識浸透や行動変容を目指します。
今後も8月8日リユースの日の取り組みをはじめとした、リユースが楽しいもの・豊かなものという認識が深まるイベントの実施や顧客接点を通じたコミュニケーションにより、業界やリユースそのものをポジティブなイメージへ変え行動に繋がる機会を創出いたします。

ブックオフが提案する手放し方の選択肢
ブックオフでは、国内ブックオフ事業をはじめ、⾼い接客⼒と専⾨知識を持つスタッフが対応する百貨店内の買取専⾨店「hugall(ハグオール)」、買取相談カウンター「Rehello(リハロ)」 、ジュエリーのリフォーム・リペア・買取・販売を行う「aidect (アイデクト)」といったプレミアムサービス事業、現地でのリユースに取り組む「BOOKOFF USA」、国内店舗で販売に至らなかった商品をマレーシアなどで販売する「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」といった海外事業を展開しております。そのほか、「サステナブックプロジェクト」など本の寄贈を通じてリユースの大切さを広める活動や、不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」、お近くに店舗がない方もご自宅にいながら手放すことができる「ブックオフ宅配買取」、不要品の買取査定額を任意のプログラムに寄付して誰かを応援するサービス「キモチと。」など、日常的に使用するものから世代を超えて大切にされてきたものまで、次に必要とする方のもとへ循環させる、手放し方の選択肢を提供しております。
Instagram「スマイルサーキュレーション|サステナブルな暮らしのヒント」
リユースとはモノの価値を絶やさないことで生まれる「笑顔」をつなぐこと。Instagramにて企業のサステナブルな取り組みをシェアし、笑顔を未来に循環させる暮らしのヒントをお届けしております。
https://www.instagram.com/smile.circulation8
ブックオフグループについて

BOOKOFFは1990年、35坪の千代田店(神奈川県)から始まりました。経営理念「事業活動を通じての社会への貢献・全従業員の物心両面の幸福の追求」のもと60社以上の加盟企業と共に発展し、現在はグループ全体で国内外約830店舗を運営。国内での年間利用者は約8,590万人、年間売買点数6億8千万点を超えています。2026年現在は、百貨店や高級住宅地へ出店するプレミアムサービス事業のほか、アメリカ合衆国やマレーシア・カザフスタン共和国での海外事業にも積極的に取り組んでいます。今後もリユースのリーディングカンパニーとしてサステナブルな事業に尽力してまいります。
サービスサイト :https://www.bookoff.co.jp
公式オンラインストア :https://shopping.bookoff.co.jp
ブックオフが考える循環型社会:/sustainability/top/creating-shared-value/
循環がイメージされる「∞」から、毎月8日にサステナビリティのプレスリリースを実施いたします。



