8月8日は「リユースの日」であることをご存じでしたか?リユースは、モノの寿命を延ばすことができるだけでなく、環境へ良い影響を与えられることや、モノに対する想いを繋げられることなど、リユースの魅力は多くあります。
このレポートでは、誰もが気軽に始められるリユースとして、ブックオフが提供するモノの手放し方の選択肢をご紹介いたします。
●モノの手放し方① ブックオフ店舗、オンラインでの売り買いも
●モノの手放し方② リユースに馴染みがない方に向けて。大切な想いを繋げるお手伝いを
●モノの手放し方③ お出かけのついでに。ボックス型不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」
●モノの手放し方④ リユースで応援したい団体に寄付できる「キモチと。」
ブックオフ事業の中核である、リユースについて
近年サステナビリティに注目が集まる中で、物を繰り返し使用することを指すリユースは、資源消費を抑制しながら、モノの寿命を延ばすことによって、廃棄や新たに生産時に発生するCO2排出抑制に貢献できる取り組みです。しかし、リユース市場は現在約3兆円と拡大を続ける一方で、消費者の約7割はリユースを経験していないことが現状となっており、2025年6月には環境省からもリユース促進に関するロードマップ案が発表されました(※)。リユース促進に向け、 より多くの⼈にリユースに取り組んでもらうことを目的に、2023年に制定された記念日が「リユースの日」です。8⽉8⽇は、循環をイメージする「∞」と同じ形の「8」が並ぶことが由来となっています。
ブックオフは事業を通してお客様に楽しく豊かな生活を提供することをミッションとして掲げる中で、気軽にリユースできる機会・場所を提供することでイメージをポジティブに変え、リユース人口を増やせるよう取り組んでまいります。
※参考
環境省「令和6年度 リユース規模市場調査報告書」(2025年6月) :https://www.env.go.jp/content/000321556.pdf
環境省「リユース等の促進に関するロードマップの方向性(案)について」(2025年6月) :https://www.env.go.jp/content/000322887.pdf
モノの手放し方① ブックオフ店舗、オンラインでの売り買いも
ブックオフのサービスを通じて、不要になったものをお売りいただいたり商品を購入いただいたりすること自体がリユースや循環型社会に繋がります。読み終わった本や、クローゼットにしまいっぱなしの洋服をお売りいただくことで、次に必要としている方に繋げることができます。欲しいものがあれば、近所のブックオフ店舗やオンラインで探してみると、誰かが大切に使った品物の中から見つかるかもしれません。まずはご自宅に不要なモノが眠っていないか探してみるなど、身近にあるサービスを通じてリユースに取り組んでみませんか。
サービスサイト:https://www.bookoff.co.jp
公式オンラインストア:https://shopping.bookoff.co.jp
モノの手放し方② リユースに馴染みがない方に向けて。大切な想いを繋げるお手伝いを
⾼い接客⼒と専⾨知識を持つスタッフが対応する百貨店内の買取専⾨店「hugall(ハグオール)」、買取相談カウンター「総合買取窓口」「Rehello(リハロ)」 、ジュエリーのリフォーム・リペア・買取・販売を行う「aidect (アイデクト)」 を展開しています。
これらの店舗では大事に使用されてきた想いを大切にしながら、新たな価値・可能性を見出し、次に必要としている方に繋ぐお手伝いをいたします。一人一人に寄り添った接客と、店頭での専門スタッフの査定で、それぞれのお客様に合わせたご提案をします。ご相談のみも可能ですので、まずはあなたの想いをお気軽にお聞かせください。
「hugall」サイト: https://www.hugall.co.jp/
「aidect」サイト:https://www.aidect.jp/
「Rehello by BOOKOFF」サイト:https://rehello.jp/
モノの手放し方③ お出かけのついでに。ボックス型不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」

ボックス型不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」は、所定のボックスに不要になった衣類や雑貨を入れるだけで、簡単にリユースやリサイクルに繋げられるサービスです。衣替えで不要になったお洋服や棚にしまったままの雑貨など、身近に設置されているボックスに入れるだけで、捨てずに環境にやさしい活動ができます。
回収後は、検品を経てブックオフグループの海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」で販売しリユースに繋げられるほか、販売基準に満たない繊維製品は、パートナー企業がリサイクルし再生資源として循環いたします。また、 リユース量1kgあたり1円がNPO法人など任意の団体に寄付されます。R-LOOPボックスの設置場所は、ブックオフ店舗、商業・宿泊施設、オフィス、教育機関など。お出かけのついでに、など気軽に誰でもリユースに参加できるよう、生活の身近な場所に拡大中です。
「R-LOOP」サイト:https://www.rloop.jp/
モノの手放し方④ リユースで応援したい団体に寄付できる「キモチと。」

「キモチと。」は不要になったモノの買取金額で様々な団体等に寄付、応援、支援することができるブックオフの宅配買取サービスを活用した取り組みです。読み終わった本、聴かなくなったCD、遊び終わったゲームなどをお送りいただくと、買取金額に応じて様々な団体に寄付をし、支援することが可能です。現在は約160プログラムの応援先・寄付先があり、医療支援、災害支援、子ども支援、スポーツ、文化支援など幅広く展開しています。ご利用者様は、応援・支援したいプログラムを選んで申し込み、ご自宅で不要になったものをブックオフに送るだけ。お送りいただいた物品をブックオフが査定し、その金額をお客様に代わり応援先へ寄付します。
「キモチと。」サイト:https://www.bookoffonline.co.jp/files/sellfund
国内で販売機会に恵まれなかったモノの行先は?
買取時にお値段がつかずお客様ご了承のもとお引き取りしたモノや、買取後に一定期間で販売機会に恵まれなかった商品についても、ブックオフでは廃棄せずさらなるリユースに繋げています。その一部をご紹介します。
①販売しきれなかったモノは海外店舗「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」へ

ブックオフグループでは年間約4億点以上をお客様からお売りいただいていますが、主に衣類を中心とした一定期間で販売機会に恵まれなかった商品は、マレーシアとカザフスタンに出店を進めている海外店舗「Jalan Jalan Japan(ジャランジャランジャパン)」で販売し、状態の良さから「ユーズド イン ジャパン」として現地のお客様に喜んでいただいています。今では160万人ものお客様にお買い求めいただき、合計で約3,600トンをリユースにつなげることができています。
②中古本の寄贈で子どもの読書機会とリユース体験のきっかけを創出
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子どもの読書機会創出と廃棄本の活用を目的に、2018年4月より本の寄贈活動に取り組んでおります。2024年6月から2025年5月末までの実績で全320施設へ20,788冊の本を寄贈。ご相談いただいた児童施設や子どもたちに対し中古本を寄贈することで、読書機会の創出や本の廃棄減少はもちろん、モノの寿命を延ばすことの大切さを体験してもらうことを目指し、引き続き活動を進めてまいります。
ブックオフは「すてない社会」の実現に向け、不要なモノの手放し方の選択肢を提供してまいります。
8月8日リユースの日をきっかけに、捨てる以外の選択肢として、限りある資源やモノを大切にするリユース行動を取り入れてみませんか?



