活動レポート

  • いらなくなったモノにも新たな価値を。「すてない社会」を目指したブックオフの取り組み。 

    だんだんと寒くなり本格的に冬が近づいてきたこの季節。

    衣替えで不要になった洋服の手放し方や、大掃除に向けたモノの整理に悩まれている方もいらっしゃるかと思います。もう使わないけど、すてるのはもったいない…。 

    このレポートでは、さまざまなモノの手放し方をご提案した、東急百貨店さっぽろ店さまとのお取組みについてご紹介いたします。

    ●生活者の7割が過去1年間経験していないリユースを当たり前の世界に 

    ●衣替えで不要になった服を入れるだけ。東急百貨店さっぽろ店さま×不要品回収ボックスR-LOOPのキャンペーン 

    ●また次に使う人へ繋げるために。 ブックオフのお仕事でリユース体験

    ●Tシャツ1枚がバッグに早変わり。マイバッグづくり体験 

    ●梱包作業必要なし。お店に行かなくても手放せる、出張買取サービスの相談会 

    生活者の7割が過去1年間経験していないリユースを当たり前の世界に   

    世界的に循環型社会やサーキュラーエコノミーの実現が目指されている中で、誰もが日常生活の中で取り組むことができる一つの方法として、使用しなくなったモノを形を変えずに繰り返し使う「リユース」があげられます。しかし、リユース市場は拡大を続けている一方で、消費者の約7割の方々はリユースを経験したことがないというのが現状です。環境省の調査(※)によると、不要になったものの手放し方について、回答者の50%以上が調査対象20品目のうち15品目を「自宅や物置などに保管している」と回答しています。

    「手放すときに費用がかかる」「リユースショップに持ち込む時間がない」「フリマアプリでの梱包が面倒」といった理由から増える自宅保管。これらのお悩みに対しブックオフは、事業を通じて多くの方々に楽しく豊かな生活を提供しながら、手間なく自然とリユースできる環境を提供することにより、循環型社会を実現してまいります。

    「すてない社会」を目指し、リユースだけでなく、役目を終えたモノを新しい価値に変えるリサイクルやアップサイクルも提案。他の企業や自治体とも連携しながら、さまざまな取り組みを進めています。

    ※環境省「令和6年度 リユース規模市場調査報告書」(2025年6月) :https://www.env.go.jp/content/000321556.pdf   

    衣替えで不要になった洋服や雑貨を入れるだけ。東急百貨店さっぽろ店さま×不要品回収ボックス R-LOOPのキャンペーン   

    東急百貨店さっぽろ店さまに、不要品回収ボックス「R-LOOP(アールループ)」を期間限定で設置しました。不要になった洋服や雑貨などをボックスに入れるだけで、簡単にリユースやリサイクルにつながる取り組みです。 

    期間中に不要品を回収ボックスに投函していただくと、対象の売場で使える「LINE 500円OFFクーポン」をプレゼント。このR-LOOPボックスを通じて、手間なく手放せる方法を提供し、すてないという新たなライフスタイルを提案いたしました。 

    期間:9月25日(木)~10月29日(水) 

    回収BOX設置場所:東急百貨店さっぽろ店さま 1階 北口特設会場・2~4階 エスカレーター横

    設置したボックスには次々とお客様にお立ち寄りいただき、半日でボックスが一杯になるほど多くの方にお持ち込みいただきました。実際にお持ち込みいただいた品物は、検品を経てブックオフグループの海外リユースショップ『Jalan Jalan Japan』をはじめ様々な形で「次に使う人」に責任をもってお届けするほか、リユースすることが難しい衣料品などは、パートナー企業を通して国内リサイクルを行います。また、 R-LOOPで回収しリユースにつなげた量に応じた金額が、「北海道コンサドーレ札幌」が展開しているサスティナブルプロジェクト「PASS」に寄付されるなど、環境問題解決に繋がるサービスです。

    R-LOOPは現在、ブックオフ店舗、商業・宿泊施設、オフィス、教育機関などに設置しています。店舗に持っていったり梱包したりする手間なく、お出かけのついでに気軽に誰でもリユースできるR-LOOPは、皆様の生活の身近な場所に拡大中です。

    ▽お近くのボックス設置場所や回収対象品はこちらからチェック

    R-LOOPサイト:https://www.rloop.jp/ 

    また次に使う人へ繋げるために。ブックオフのお仕事でリユース体験  

    <お子様が袋詰めしたおもちゃが南2条店で販売されました> 

    ブックオフのお仕事体験を通してリユースの理解を深めていただくべく、ブックオフの仕事の1つ「加工」体験を実施。「加工」とは、お客様からお売りいただいたものを、次のお客様がまた使いたくなる状態にするため、汚れを磨いたり袋詰めしたりする作業のことです。

    「加工」されたおもちゃは、BOOKOFF 南2条店の売り場に並び、実際のお客様のお手元へと届けられました。次に手にする方の喜ぶ姿をイメージしながら手を動かすことで、参加した皆さまがリユースを自分事に捉え、自分が使わなくなったモノも誰かにとっては価値あるモノになることを知っていただくことができました。

    Tシャツ1枚がバッグに早変わり。マイバッグづくり体験   

    モノを大切にするという体験を通して日常の生活を振り返り、ご家庭で取り組めるリユースアクションを考えてもらうべくマイバッグづくり体験を実施。着るのには小さくなってしまったり、少しヨレてしまったりしたTシャツが、裁ちばさみで切って結ぶだけで簡単にバッグに早変わりします。もう使えなくなったと思っても、また新たな価値に変えることができることを知っていただき、すてずにモノを大切にする方法を日常で考えていただくきっかけになりました。

    梱包作業必要なし。お店に行かなくても手放せる、出張買取サービスの相談会  

    すてるにはもったいないけど、リユースショップに持っていったりフリマアプリに出品したりするのは大変、というときはありませんか?ブックオフでは、お店に行かず梱包作業もせずに不要品を売ることができる出張買取のサービスを展開しています。今回のイベントでは、「どんなものが売れるの?」「どうやって申し込みしたら良いの?」など、出張買取サービスに関するお客様相談会を実施しました。 

    出張買取以外にも、ご自宅で段ボールに品物を詰めて送るだけで後日査定金額が振り込まれる宅配買取など、ブックオフで品物をお売りいただく方法は様々です。ご自身のライフスタイルに合わせ、モノの手放し方を選択してみませんか?

      詳細 段ボール詰め 店舗に行く 予約方法
    店頭買取 お近くの店舗の買取受付に持っていく × 必要なし
    宅配買取  お手持ちのダンボールに品物を箱詰めし
    ご自宅で待つだけ
    × インターネット事前申し込み

    ▽お申込みはこちらから
    ブックオフの宅配買取
    出張買取センター 集荷に来た運送会社のドライバーに品物を預けると
    後日査定金額が銀行に振り込まれる 
    × × 対象店舗の受付もしくはお電話

    ▽対象店舗はこちらから
    出張買取センターの対象店舗
    店舗出張買取  ご自宅までスタッフが伺い
    その場で査定後現金でお支払い
    × × 対象店舗の受付もしくはお電話
     
    ▽対象店舗はこちらから
    店舗出張買取の対象店舗

    ブックオフの選べる4つの売り方: https://www.bookoff.co.jp/sell/ 

    自分が要らなくなったものでも、リユースとして形を変えずにそのまま必要としている誰かに繋げられたり、もう使えないと思ってもリサイクルやアップサイクルを通してまた新たな価値に変えて循環させたりできます。今ある資源を長く使うための方法を考え、日常で選択してみませんか? 

  • 【リユース事業を軸に地域の循環型社会推進に寄与】宮城県仙台市とブックオフが循環型社会の推進に関する協定を締結 

    仙台市民の身近にリユース機会を。市内23か所へ不要品回収ボックスを設置 

    ブックオフグループホールディングス株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:堀内康隆)の子会社で、リユースショップ「BOOKOFF」等を運営するブックオフコーポレーション株式会社(以下、ブックオフ)は、リユース・リサイクル事業の仕組みを活かした取り組みを通じた地域の循環型社会推進を目的とし、宮城県仙台市(市長:郡和子)と「循環型社会の推進に関する協定」を2025年10月12日(日)に締結いたしました。本協定ではボックス型不要品回収システム「R-LOOP」を市内23か所に設置することで、仙台市における廃棄物排出量の削減および家庭ごみへの資源混入の縮減に寄与し、持続可能な地域社会の構築に貢献してまいります。 

    左から、ブックオフコーポレーション株式会社 仙台支社長 保坂良輔、仙台市長 郡和子氏 

    【目次】

    ・協定締結の経緯 

    ・協定項目 

    ・協定に基づく主な取組内容 

    ・ R-LOOP設置個所:仙台市内23か所 

    ・ R-LOOPについて 

    協定締結の経緯 

    ブックオフでは、参加者のリユースに対するイメージをポジティブに変化させリユースの裾野を広げていくこと、パートナーシップを結んだ地域コミュニティからサステナブルな社会づくりに貢献することを目的としたイベント「杜の都リユースフェス」を、2022年11月より仙台市内にて開催しております。第1回開催より仙台市からの後援を受ける中、さらなる地域の循環型社会推進に向けた取り組みを仙台市と共に実現するため、本協定の締結に至りました。 

    協定項目

    (1)リユース・リサイクルの推進に関すること。 

    (2)その他循環型社会の推進に資すること。 

    協定に基づく主な取組内容

    仙台市民の皆さまの生活に身近な場所で気軽にリユース・リサイクルができる機会を提供するため、仙台市所管施設や商業施設をはじめとする市内23か所に、すてないライフスタイルを提案するボックス型不要品回収システム「R-LOOP」を設置いたします。 

    「R-LOOP」のボックスで回収された雑貨・衣料品は、まだ使用できるモノをマレーシアとカザフスタンにて展開する海外リユース店舗「Jalan Jalan Japan」で現地の方に販売し、リユースが難しいモノは国内のリサイクルパートナーを通じて再資源化いたします。仙台市民の皆さまの身近な場所に不要品回収ボックスを設置することで、ごみにすることなく、気軽にリユースに取り組んでいただける仕組みを提供し、地域の循環型社会推進を目指してまいります。 

    R-LOOP設置個所:仙台市内23か所

    ◎仙台市所管施設 

    1.青葉区役所  2.宮城野区役所  3.若林区役所  4.太白区役所  5.泉区役所  6.宮城総合支所  7.秋保総合支所  

    8. 仙台市役所二日町第二仮庁舎(MSビル二日町)  9. エル・パーク仙台(仙台三越定禅寺通り館内) 10.エル・ソーラ仙台(AER内) 11.せんだい環境学習館たまきさんサロン(東北大学内) 

    ◎その他民間施設 

    12. みやぎ生協南光台店 13.みやぎ生協文化会館ウィズ 

    14.さくらや仙台店 

    15.仙台PARCO1 9F 16.仙台PARCO2 5F 

    17.東急リバブル 泉中央センター 18.東急リバブル 仙台センター 19.東急リバブル 仙台駅前センター 20.東急リバブル 仙台東口センター 21.東急リバブル 東北コンサルティングセンター 22.東急リバブル長町南センター 

    23.BOOKOFF仙台六丁の目店 

    みやぎ生協南光台店、みやぎ生協文化会館ウィズのボックス設置日は10月下旬を予定 

    R-LOOPについて

    生活者に“すてない選択”という新たなライフスタイルを提供するR-LOOPは、所定のボックスを設置するだけで不要な衣料品・雑貨を回収し、簡単にリユースやリサイクルにつなげられるシステムです。繊維製品の回収・再生の循環プラットフォームを運営する株式会社BPLabと共同運営しております。 

    回収後は検品を経て、ブックオフグループの海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」で販売し、リユースにつなげます。リユース量1kgあたり1円がNPO法人など任意の団体に寄付されるほか、検品で当社基準に満たない衣料品などは、当社のパートナー企業がリサイクルいたします。追跡可能な回収袋や、設置先への定期的な報告・証明書の発行により、高いトレーサビリティを実現。初期導入の費用負担がないことも特長の1つです。ボックス設置拠点は、自治体・商業施設・学校・ホテル・マンション・オフィスなど約200箇所、2025年9月末時点で衣料:約30,000kg、雑貨:約10,000kgを回収し、リユース・リサイクルを行っています。 

    R-LOOP公式サイト:https://www.rloop.jp/ 

    ブックオフが提案する手放し方の選択肢

    ブックオフでは、国内BOOKOFF事業をはじめ、⾼い接客⼒と専⾨知識を持つスタッフが対応する百貨店内の買取専⾨店「hugall(ハグオール)」、買取相談カウンター「Rehello(リハロ)」 、ジュエリーのリフォーム・リペア・買取・販売を行う「aidect (アイデクト)」といったプレミアムサービス事業、現地でのリユースに取り組む「BOOKOFF USA」、国内店舗で販売に至らなかった商品をマレーシアやカザフスタンで販売する「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」といった海外事業を展開しております。そのほか、「サステナブックプロジェクト」など本の寄贈を通じてリユースの大切さを広める活動や、不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」、不要品の買取査定額を任意のプログラムに寄付して誰かを応援するサービス「キモチと。」など、日常的に使用するものから世代を超えて大切にされてきたものまで、次に必要とする方のもとへ循環させる、手放し方の選択肢を提供しております。

    Instagram「スマイルサーキュレーション|サステナブルな暮らしのヒント」

    リユースとはモノの価値を絶やさないことで生まれる「笑顔」をつなぐこと。Instagramにて企業のサステナブルな取り組みをシェアし、笑顔を未来に循環させる暮らしのヒントをお届けしております。

    https://www.instagram.com/smile.circulation8

    ブックオフグループについて

    BOOKOFFは1990 年、35 坪の千代田店(神奈川県)から始まりました。経営理念「事業活動を通じての社会への貢献・全従業員の物心両面の幸福の追求」のもと60社以上の加盟企業と共に発展し、現在はグループ全体で国内外約 800 店舗を運営。国内での年間利用者は約8,900 万人、年間売買点数 6億8千万点を超えています。2025年現在は、百貨店や高級住宅地へ出店するプレミアムサービス事業のほか、アメリカ合衆国やマレーシア・カザフスタン共和国での海外事業にも積極的に取り組んでいます。今後もリユースのリーディングカンパニーとしてサステナブルな事業に尽力してまいります。 

    コーポレートサイト:
    サービスサイト   :https://www.bookoff.co.jp
    公式オンラインストア  :https://shopping.bookoff.co.jp
    ブックオフが考える循環型社会:/sustainability/top/creating-shared-value/

    循環がイメージされる「∞」から、毎月8日にサステナビリティのプレスリリースを実施いたします。

    本件に関するお問い合わせ先

    /contact_us/top/contact-us-02/

  • 【イベントレポート】来場者アンケートで、参加した小学生と保護者の約97%が「生活の中でもリユースを実践したい」と回答。SDGs達成・循環型社会実現に向け今日からできるリユースについて

    国連でSDGsが採択された9月25日(Global Goals Day)を含む 9月末の1週間は、SDGs週間。みなさんはSDGs達成に向けてなにか取り組んでいることはありますか?実は、ブックオフが事業の軸とするリユースもSDGs達成に繋がる行動です。 

    このレポートでは、そんなリユースをより多くの人に取り組んでいただくために開催した、小学生向けの体験イベント「8月8日リユースの日〜笑顔をつないで、未来のチカラに。〜」の様子をお届けします。

    ●SDGs週間から考える、誰でも身近に取り組めるリユースについて

    ●8月8日リユースの日に、リユース体験ができるイベントを開催 

    ●イベントで理解を深める① 環境問題やリユースについて学べる展示ブース 

    ●イベントで理解を深める②  リユースの気軽さを発信するトークイベント 

    ●イベントで理解を深める③ 学んだことの振り返りができるリユースクイズ 

    ●イベントでリユース体験① リユース企業6社の各社ブース 

    ●イベントでリユース体験②  リユースの選択肢の幅広さを学ぶ、リユースかるた 

    ●イベントでリユース体験③ ご自宅にあるリユースできるものを考える、実行委員会コンテンツ

    ●イベントでリユース体験④  不要なものを入れるだけでリユースに。R-LOOP(アールループ) 

    ●イベント会場以外でのリユース裾野拡大に向けた取り組み 

    ●イベント開催概要

    SDGs週間から考える、誰でも身近に取り組めるリユースについて  

    SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「持続可能な開発目標」という意味です。2015年9月に開催された国連サミットで「2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標」が国連加盟国の全会一致で採択されました(※1)。 

     9月25日に国連サミットでSDGsが採択されたことに際し、25日(GLOBAL GOALS DAY)を含む毎年9月末の約1週間を「SDGs週間(GLOBAL GOALS WEEK)」と称して活動推進・目標達成への意識向上のためのSDGsに関するイベントや活動が世界中で開催されています。この17の持続可能目標のうち、特に SDGs 12の目標 「つくる責任つかう責任」や13の目標「気候変動に具体的な対策を」、15の目標「陸の豊かさを守ろう」にあたる行動の一つとして、リユースが挙げられます。 

    モノを繰り返し使用することを指すリユースは、 廃棄物を削減できることはもちろん、廃棄物処理の際に排出されるCO2の削減や、新たに生産する際に使用する資源の削減にも繋がります。 SDGs達成にもなるリユースの促進に向けて、ブックオフは8月8日リユースの日にリユース体験イベントを開催しました。 

    ※1   外務省「Japan SDGs Action Platform」:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html 

    リユースの日について詳しくはこちらの活動レポートから:

    8月8日はリユースの日。ブックオフが提供する、不要なモノの手放し方の選択肢 

    8月8日リユースの日に、リユース体験ができるイベントを開催  

    <当日の会場の様子>

    8月8日リユースの日に、当社を含め26社の賛同と環境省からの後援を受け、2025年8月8日(金)・9日(土)の2日間、秋葉原にてリユース体験イベント「8月8日はリユースの日~笑顔をつないで、未来のチカラに。~」を開催いたしました。

    このイベントは授業で循環型社会を学び知識として備わっている小学生を対象とし、各社のブース体験やトークイベント、その他体験しながら学ぶことができるコンテンツを通じ、リユースの理解を深め循環型社会を自分ごとに捉え行動するきっかけづくりを目的をしております。イベント2日間で 259名のお子さま(保護者の方も含めた来場者総数は555名)に来場いただき、来場者アンケートでは、回答者(n=151人)の9割以上である93.4%が「リユースについて理解が深まった」と回答。また、 97.4%の⽅が「⽣活のなかで『リユース』をしてみたい」と回答し、リユースの理解を深めるとともに、⽣活で実践するきっかけになったことが伺えます。

    また同アンケートでは「⼦供が楽しめる内容に絡めて、リユースの⼤事さを伝えることはとても素晴らしい」「物を⼤切にすること、リユースすることを楽しく理解を深められて有意義だった 」などのご意見をいただき、ブックオフが掲げる「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する 」というミッション、「リユースのリーディングカンパニーになる」というビジョンの実現に向けた一歩となりました。

    ▽イベントの雰囲気を感じられるダイジェスト動画はこちら 

    イベントで理解を深める① 環境問題やリユースについて学べる展示ブース  

    <展示ブース>

    イベント会場内では、リユースに関する理解を深めるコンテンツとして、展示ブースを設置いたしました。いま日本で起こっている環境問題から、リユースで解決できること、すぐに取り組める身近なリユース方法をまとめたパネルで、学校の授業で学んだ内容の振り返りや自分事として捉えてもらうきっかけを提供いたしました。 

    展示ブースの詳細はこちらの活動レポートから:

    8月8日はリユースの日~笑顔をつないで、未来のチカラに。~

    イベントで理解を深める②  リユースの気軽さを発信するトークイベント  

    <各社代表が登壇したトークイベントの様子> 

    リユースの日当日となる8月8日(金)には、環境省 環境再生・資源循環局とリユース企業4社の代表から、イベント会場に集まった小学生と保護者さまに向け、今後の取り組みやリユースの気軽さを発信するトークイベントを開催いたしました。

    各社代表が大事にしているNo.1リユース品など、小学生のお子さまにも興味を持っていただける話題から物の価値や循環することの大切さを伝えることで、参加したお子さまからも「学校でもリユースについて学んでいます!」「各企業の店舗は日本にどのくらいあるのですか?」「昨年の利益はいくらですか?」といった質問や感想の声が挙がり、リユースに対する認識を深める機会となりました。 

    オープニングイベント登壇者:

    参議院議員 朝日健太郎  

    環境省 環境再生・資源循環局 資源循環課 課長 相澤寛史  

    株式会社マーケットエンタープライズ 代表取締役社長 小林泰士  

    株式会社ハードオフコーポレーション 代表取締役社長 山本太郎  

    株式会社アップガレージグループ 代表取締役社長 河野映彦  

    ブックオフグループホールディングス株式会社 代表取締役社長 堀内康隆 

    イベントで理解を深める③ 学んだことの振り返りができるリユースクイズ 

    <会場内のリユースクイズの1つ>

    来場されたお子さまに、答えを考えていただきながらリユースに対する理解を深めていただけるように、会場内の3か所にリユースに関するクイズパネルを展示しました。「使い終わったものをそのままの形でくり返して何回も使うことを何と言う?」や「リユースする方法として当てはまるものはどれでしょう?」など、展示ブースで学んだことの振り返りにもなる内容をクイズにし、より理解を深めていただき行動につなげる機会創出をいたしました。 

    イベントでリユース体験① リユース企業6社のブース出展 

    <ブックオフブースで、研磨機でCDを磨いている様子> 
    <加工したDVDにラベルを貼っている様子>
    <それぞれお子さまが加工したCD・DVDを見せている様子>
    <お子さまが加工したCD・DVDが秋葉原駅前店で販売されました>

    ブックオフブースには、2日間合わせて113名のお子さまが参加し、実際にお客様からお売りいただいたCD・DVDの傷や汚れを研磨機を用いて綺麗にし、お店に陳列できるように値札やシールを貼るなど、まだ使えるものをまた使える状態にするブックオフの仕事の1つ「加工」を体験をしました。小学生が加工したCD・DVDは、BOOKOFF秋葉原駅前店の売り場に並び、2週間で100点以上のお品物が実際のお客様のお手元へと届けられました。

    体験後のアンケートでは、お子さまからは「研磨機を初めて触ってみて、難しかったけれど楽しかった」「またブックオフに行きたいというお声や、保護者の方からも「子どもが楽しそうに体験していた」「今度は本に関わる体験をしてみたい」などのお声が寄せられ、ブックオフの仕事の一部を体験していただくことで、リユースの楽しさや魅力を伝えることができました。 

    <ブックオフブース運営メンバーの声> 

    ブックオフブース内で、実際にお子さまにリユース体験を提供した運営メンバーの声をご紹介いたします。 

    ブックオフブースリーダー K・Hさん 

    CDやDVDの研磨機を使用した研磨や、袋に入れる加工を体験していただき、みなさまが喜んで笑顔で帰られる姿を見て私自身も嬉しくなりました。  親御さんも加工体験はなかなかないとお子様の様子を撮影したり、研磨機の仕様についての質問があったりと一緒に楽しんでいただきました。  

    ブックオフのことを知っていただけたことはもちろん、リユースについて直接お子さまにお伝えする機会は中々ないので、このようなイベントに参加させていただいて非常に良かったと感じております。  

    またこのような機会があった際には、より多くのお子さまたちに「リユースとは」「ブックオフとは」を知っていただけるようなイベントにしていきたいです。

    ブックオフブースリーダー O・Kさん 

    2日間合わせて約110名のお子さまやご家族の方に、ブックオフでの仕事ひいてはリユースの取り組みの大切さ、そして楽しさについて伝えることができました。 

    お子さまに加工していただいたCD・DVDは、実際にBOOKOFF秋葉原駅前店で店舗で販売します。店舗に見に行きます!というお声がけもいただき、とても楽しんでいただけた様子で嬉しく思っております。 

    私個人としても貴重な体験をさせていただきました。 また同じようなイベントの機会があれば積極的に携わり、さらに多くの方にリユースについて伝えていきたいです。 

    ブックオフブースのほか、モノの価値・価格を考えるブースや、車の買取やパーツ取り付け体験ができるブースなど、リユース企業6社が、それぞれの企業のサービスに合わせた内容で、実際に手を動かしてリユース体験をすることで、自分事に捉え日常でもリユース行動に繋げていただくきっかけづくりをいたしました。

    出展企業:

    株式会社アップガレージグループ/株式会社カメラのキタムラ/株式会社ハードオフコーポレーション/株式会社マーケットエンタープライズ/株式会社メルカリ/ブックオフグループホールディングス株式会社(順不同)

    イベントでリユース体験②  リユースの選択肢の幅広さを学ぶ、リユースかるた

    ゲーム形式で楽しみながら、リユースの選択肢の幅広さを学ぶことができるコンテンツとして、リユースかるたを実施いたしました。SDGsに関する情報発信や啓蒙活動を行っている一般社団法人SDGsヒーローズのVTuberの三或ぐぅさまと、月城セシルさまがかるたを読み上げ、会場のお子さまや保護者の方がテーブル上に散りばめられたかるたの中から必死に探している様子が見受けられました。

    かるたには「欲しいものがあれば立ち寄ってみよう、リユースショップ」や「弟、妹に洋服をおさがり」など様々なリユース行動が描かれており、普段していたことがリユースに繋がること、シーンに合わせて手放し方を選択できることに気付いていただくことができました。

    イベントでリユース体験③ ご自宅にあるリユースできるものを考える、実行委員会コンテンツ

    会場内でリユースに対する理解を深めた後、まだ使えるモノが次の人に喜んでもらえることを、カードを使って参加者同士で疑似体験をするワークショップを実施いたしました。「お家にあるたくさんのおもちゃや、何枚も持っているトレーディングカードはリユースできるかも」と、お子さまならではの視点で自宅にあるモノをカードに書き出した後、一緒に体験している方とカードを交換し自分が不要になったものでも必要としている人がいることに気づいていただきました。 

    こちらの体験では書き出したカードの交換でしたが、実際のリユース行動として、モノを譲ること、フリマアプリやフリーマーケットなどの利用で、モノを誰かに繋ぐことができることをイベント全体を通して理解していただきました。 

    イベントでリユース体験④  不要なものを入れるだけでリユースに。R-LOOP(アールループ)

    <会場に設置したR-LOOPをご覧になっている様子>  

    実際にご自身が不要になったものを必要とする方へ循環することを体験し、リユースを身近に感じていただくため、 ボックス型不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」をイベント会場内に設置し、イベント2日間で、衣料品:5.5kg、雑貨:5.1kgをお持ち込みいただきました。実際にお持ち込みいただいた品物は、検品を経てブックオフグループの海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」で販売しリユースに繋げられるほか、販売基準に満たない繊維製品は、パートナー企業がリサイクルし再生資源として循環いたします。また、 リユース量1kgあたり1円がNPO法人など任意の団体に寄付されます。 

    R-LOOPボックスの設置場所は、ブックオフ店舗、商業・宿泊施設、オフィス、教育機関など。お出かけのついでに、など気軽に誰でもリユースに参加できるよう、生活の身近な場所に拡大中です。  

    イベント会場以外でのリユース裾野拡大に向けた取り組み 

    イベントの実施のみでは地域や対象者が限定されてしまうことから、より多くの方に対しリユースの認知・行動のきっかけとなる接点を増やすべく、 イベントの開催に加えイベント会場外での取り組みを実施しました。その取り組みをご紹介いたします。 

    ①26社の賛同企業とのリユース人口拡大に向けた取り組みについて 

    「8月8日はリユースの日~笑顔をつないで、未来のチカラに。~」 の取り組みに対して26の企業が賛同し、各社のサービスに合わせたリユースに関する訴求を行いました。リユースにまつわる企業の取り組みをまとめたラジオプレイリストの制作や、リユースサービスを促すキャンペーンの実施など、企業を超えた訴求でリユースの魅力発信や行動に繋げていただく機会の提供を行ってまいりました。 

    ②リユース行動を後押し。ブックオフ公式オンラインストアでのキャンペーン 

    8月8日「リユースの日」をきっかけにリユースと循環型社会について考えていただき、実際のリユース行動を後押しすることを目的に、8月1日(金)~13日(水)の期間中、ブックオフ公式オンラインストアにて、お得なキャンペーンを実施いたしました。ブックオフのサービスを通じて、不要になったものをお売りいただいたり商品を購入いただいたりすること自体がリユースや循環型社会に繋がることを認識していただくため、イベント開催と連動した取り組みを実施いたしました。 

    ブックオフ公式オンラインストア:公式オンラインストア

    ③リユースに馴染みがない方に向けたコラム配信 

    ジュエリーのリフォーム・リペア・買取・販売を行う「aidect (アイデクト)」のホームページと、ブランド品など高価格帯アイテムを取り扱うECサイト「Rehello(リハロ)」では、8月8日リユースの日に合わせたコラムを配信。大切に受け継いだ品物や込められた想いを循環する価値をお伝えすることで、物を売ることに抵抗がある方のリユースに対するイメージをポジティブに変えリユース人口を増やせるよう、「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する 」というミッション の達成に向けたブックオフの一つの働きかけとなりました。 

    aidectホームページ:aidectコラム

    Rehelloホームページ:Rehelloコラム

    イベント開催概要

    日時:2025年8月8日(金) 11:00~15:00/8月9日(土) 11:00~17:00

    会場:アキバ・スクエア(東京都千代田区外神田4丁目14-1 2F 秋葉原UDX)

    対象者:小学生とその保護者(推奨年齢:小学3~6年生)

    参加費:無料(事前予約制)

    主催:「8月8日リユースの日〜笑顔をつないで、未来のチカラに。〜」イベント実行委員会

    後援:環境省

    賛同企業: 

    株式会社アップガレージグループ/株式会社カメラのキタムラ/株式会社ハードオフコーポレーション/株式会社マーケットエンタープライズ/株式会社メルカリ/ブックオフグループホールディングス株式会社/株式会社クラス/ジット株式会社/一般社団法人 日本自動車連盟/一般社団法人日本文化教育推進機構/株式会社BuySell Technologies/楽天グループ株式会社(楽天ラクマ)/株式会社リユース経済新聞社/株式会社ソフマップ/株式会社アドバコム/一般社団法人SDGsヒーローズ/株式会社サマリー/リステージホールディングス株式会社/株式会社ジモティー/株式会社ケシオン(SDGsラジオ)/株式会社digdig/株式会社ValuesFusion/gooddo株式会社/株式会社トレジャー・ファクトリー/株式会社NexTone(BLONIA)/株式会社STORY&Co.(NewMake) 

    SDGs達成に繋がるリユースについて、より多くの人に取り組んでいただくために開催した小学生向けの体験イベントや、イベント以外にも自分事として考えてもらうきっかけづくりを目的とした取り組みをご紹介しましたが、この他にも身近にできるリユース行動は様々です。誰かにモノを譲る、ブックオフのサービスを利用するなど、2030年のSDGs達成に向けて日常でもリユース行動をぜひ取り入れてみましょう。 

    ※こちらのレポートは随時内容を更新してまいりますので、今後の公開にもぜひご注目ください。 

  • 8月8日はリユースの日。ブックオフが提供する、不要なモノの手放し方の選択肢 

    8月8日は「リユースの日」であることをご存じでしたか?リユースは、モノの寿命を延ばすことができるだけでなく、環境へ良い影響を与えられることや、モノに対する想いを繋げられることなど、リユースの魅力は多くあります。 
    このレポートでは、誰もが気軽に始められるリユースとして、ブックオフが提供するモノの手放し方の選択肢をご紹介いたします。 

    ●ブックオフ事業の中核である、リユースについて 

    ●モノの手放し方①  ブックオフ店舗、オンラインでの売り買いも 

    ●モノの手放し方②  リユースに馴染みがない方に向けて。大切な想いを繋げるお手伝いを 

    ●モノの手放し方③  お出かけのついでに。ボックス型不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」 

    ●モノの手放し方④  リユースで応援したい団体に寄付できる「キモチと。」 

    ●国内で販売機会に恵まれなかったモノは? 

    ブックオフ事業の中核である、リユースについて 

    近年サステナビリティに注目が集まる中で、物を繰り返し使用することを指すリユースは、資源消費を抑制しながら、モノの寿命を延ばすことによって、廃棄や新たに生産時に発生するCO2排出抑制に貢献できる取り組みです。しかし、リユース市場は現在約3兆円と拡大を続ける一方で、消費者の約7割はリユースを経験していないことが現状となっており、2025年6月には環境省からもリユース促進に関するロードマップ案が発表されました(※)。リユース促進に向け、 より多くの⼈にリユースに取り組んでもらうことを目的に、2023年に制定された記念日が「リユースの日」です。8⽉8⽇は、循環をイメージする「∞」と同じ形の「8」が並ぶことが由来となっています。 

    ブックオフは事業を通してお客様に楽しく豊かな生活を提供することをミッションとして掲げる中で、気軽にリユースできる機会・場所を提供することでイメージをポジティブに変え、リユース人口を増やせるよう取り組んでまいります。 

    ※参考  

    環境省「令和6年度 リユース規模市場調査報告書」(2025年6月) :https://www.env.go.jp/content/000321556.pdf  

    環境省「リユース等の促進に関するロードマップの方向性(案)について」(2025年6月) :https://www.env.go.jp/content/000322887.pdf 

    モノの手放し方① ブックオフ店舗、オンラインでの売り買いも 

    ブックオフのサービスを通じて、不要になったものをお売りいただいたり商品を購入いただいたりすること自体がリユースや循環型社会に繋がります。読み終わった本や、クローゼットにしまいっぱなしの洋服をお売りいただくことで、次に必要としている方に繋げることができます。欲しいものがあれば、近所のブックオフ店舗やオンラインで探してみると、誰かが大切に使った品物の中から見つかるかもしれません。まずはご自宅に不要なモノが眠っていないか探してみるなど、身近にあるサービスを通じてリユースに取り組んでみませんか。 

    サービスサイト:https://www.bookoff.co.jp 

    公式オンラインストア:https://shopping.bookoff.co.jp

    モノの手放し方②  リユースに馴染みがない方に向けて。大切な想いを繋げるお手伝いを 

    ⾼い接客⼒と専⾨知識を持つスタッフが対応する百貨店内の買取専⾨店「hugall(ハグオール)」、買取相談カウンター「総合買取窓口」「Rehello(リハロ)」 、ジュエリーのリフォーム・リペア・買取・販売を行う「aidect (アイデクト)」 を展開しています。 

    これらの店舗では大事に使用されてきた想いを大切にしながら、新たな価値・可能性を見出し、次に必要としている方に繋ぐお手伝いをいたします。一人一人に寄り添った接客と、店頭での専門スタッフの査定で、それぞれのお客様に合わせたご提案をします。ご相談のみも可能ですので、まずはあなたの想いをお気軽にお聞かせください。 

    「hugall」サイト: https://www.hugall.co.jp/

    「aidect」サイト:https://www.aidect.jp/

    「Rehello by BOOKOFF」サイト:https://rehello.jp/ 

    モノの手放し方③ お出かけのついでに。ボックス型不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」 

    ボックス型不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」は、所定のボックスに不要になった衣類や雑貨を入れるだけで、簡単にリユースやリサイクルに繋げられるサービスです。衣替えで不要になったお洋服や棚にしまったままの雑貨など、身近に設置されているボックスに入れるだけで、捨てずに環境にやさしい活動ができます。 

    回収後は、検品を経てブックオフグループの海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」で販売しリユースに繋げられるほか、販売基準に満たない繊維製品は、パートナー企業がリサイクルし再生資源として循環いたします。また、 リユース量1kgあたり1円がNPO法人など任意の団体に寄付されます。R-LOOPボックスの設置場所は、ブックオフ店舗、商業・宿泊施設、オフィス、教育機関など。お出かけのついでに、など気軽に誰でもリユースに参加できるよう、生活の身近な場所に拡大中です。 

    「R-LOOP」サイト:https://www.rloop.jp/

    モノの手放し方④ リユースで応援したい団体に寄付できる「キモチと。」

    「キモチと。」は不要になったモノの買取金額で様々な団体等に寄付、応援、支援することができるブックオフの宅配買取サービスを活用した取り組みです。読み終わった本、聴かなくなったCD、遊び終わったゲームなどをお送りいただくと、買取金額に応じて様々な団体に寄付をし、支援することが可能です。現在は約160プログラムの応援先・寄付先があり、医療支援、災害支援、子ども支援、スポーツ、文化支援など幅広く展開しています。ご利用者様は、応援・支援したいプログラムを選んで申し込み、ご自宅で不要になったものをブックオフに送るだけ。お送りいただいた物品をブックオフが査定し、その金額をお客様に代わり応援先へ寄付します。 
    「キモチと。」サイト:https://www.bookoffonline.co.jp/files/sellfund 

    国内で販売機会に恵まれなかったモノの行先は? 

    買取時にお値段がつかずお客様ご了承のもとお引き取りしたモノや、買取後に一定期間で販売機会に恵まれなかった商品についても、ブックオフでは廃棄せずさらなるリユースに繋げています。その一部をご紹介します。

    ①販売しきれなかったモノは海外店舗「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」へ

    ブックオフグループでは年間約4億点以上をお客様からお売りいただいていますが、主に衣類を中心とした一定期間で販売機会に恵まれなかった商品は、マレーシアとカザフスタンに出店を進めている海外店舗「Jalan Jalan Japan(ジャランジャランジャパン)」で販売し、状態の良さから「ユーズド イン ジャパン」として現地のお客様に喜んでいただいています。今では160万人ものお客様にお買い求めいただき、合計で約3,600トンをリユースにつなげることができています。

    ②中古本の寄贈で子どもの読書機会とリユース体験のきっかけを創出 

    子どもの読書機会創出と廃棄本の活用を目的に、2018年4月より本の寄贈活動に取り組んでおります。2024年6月から2025年5月末までの実績で全320施設へ20,788冊の本を寄贈。ご相談いただいた児童施設や子どもたちに対し中古本を寄贈することで、読書機会の創出や本の廃棄減少はもちろん、モノの寿命を延ばすことの大切さを体験してもらうことを目指し、引き続き活動を進めてまいります。 

    ブックオフは「すてない社会」の実現に向け、不要なモノの手放し方の選択肢を提供してまいります。

    8月8日リユースの日をきっかけに、捨てる以外の選択肢として、限りある資源やモノを大切にするリユース行動を取り入れてみませんか? 

  • 8月8日はリユースの日~笑顔をつないで、未来のチカラに。~

    リユースが環境に良いことだとなんとなく分かっているものの、どのように環境に良い影響を与えるのか、具体的にどんなことに取り組めばよいのか、分からないという方もいらっしゃいますよね。
    このレポートでは、いま日本で起こっている環境問題から、リユースで解決できること、今日から取り組める身近なリユース方法についてご紹介いたします。 

    日本を取り巻く環境問題について 

    モノを繰り返し使用するリユースで環境問題を解決 

    身近なところから取り組めるリユースについて 

    日本を取り巻く環境問題について 

    高度経済成長期の日本では、生産されたモノの多くが一度消費・使用された後、すぐに廃棄されてしまっていたためにごみの量が増え、最終処分場(埋立地)の 逼迫が問題となりました。その後、循環型社会形成推進基本法や各種リサイクル法が制定されたことで、ごみの分別・リサイクルの仕組みが整備され、資源を大切に使う動きが 定着しつつありますが、それでも取り巻く環境問題は解決していません。限りある資源を効率的に活用し、持続可能な形で循環させながら利用していく循環型社会の実現が世界で目指される中、企業・消費者が手軽に取り組めることの一つとしてリユースがあげられます。 

    モノを繰り返し使用するリユースで環境問題を解決 

    モノを繰り返し使用することを指すリユースは、 廃棄物を削減できることはもちろん、廃棄物処理の際に排出されるCO2の削減や、新たに生産する際に使用する資源の削減にも繋がります。しかし、リユース市場は現在拡大を続ける一方で、リユースを体験したことがあるのは消費者の約3割だけというのが現状。リユース促進に向け、より多くの⼈にリユースに取り組んでもらうことを目的に、2023年に制定された記念日が「リユースの日」です。8⽉8⽇は、循環をイメージする「∞」と同じ形の「8」が並ぶことが由来となっています。 リユースの日をきっかけに、リユースと循環型社会に関する認識を深め、ぜひ身近に取り組めることから始めてみませんか? 

    身近なところから取り組めるリユースについて 

    リユースに取り組むことが環境面において大切なことは分かっても、実際にどのように取り組んだら良いか分からない方も多いと思いますが、実は身近にリユースの選択肢は多くあります。近所のリユースショップで欲しかったものを購入したり不要なモノを売ったり、フリマアプリでの出品・購入もリユースです。その他、近くで開催されているフリーマーケットで誰かが大切に使ったものを購入すること、駅や商業施設に設置されている不要品回収ボックスに使わなくなったモノを入れること、家族間でのおさがりや知人にモノを譲ることもリユースの方法です。 

    例えば、ブックオフのサービスを通じて、不要になったものをお売りいただいたり商品を購入いただいたりすること自体がリユースや循環型社会に繋がります。また、駅や商業施設に設置されているボックス型不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」に、不要になった衣類や雑貨を入れるだけで、ブックオフグループの海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」で販売されるほか、販売基準に満たない繊維製品は、パートナー企業が再生資源としてリサイクルされます。ぜひこれらのサービスを活用して、リユースに取り組んでみましょう。 

    詳しくはこちらの活動レポートをチェック:8月8日はリユースの日

    笑顔をつないで、未来のチカラに。 

    手間なく・環境にやさしく、いらなくなったモノを次に必要とする方へ循環させるリユースの方法はさまざまです。不要なモノの手放し方について、小さなことから考えてみませんか? 

  • 8月8日「リユースの日」を行動のきっかけに。循環型社会実現に向けたブックオフの取り組み 

    このレポートでは、ブックオフが目指す循環型社会や
    「すてない社会」の実現に向けて実施する、8月8日リユースの日の取り組みをご紹介しています。

    ブックオフが目指す「すてない社会」について

    限りある資源を効率的に活用し、持続可能な形で循環させながら利用していく循環型社会の実現が世界で目指される中、企業や生活者が気軽に取り組めることの1つがリユースです。  

    リユースとは、使用しなくなったものを形を変えずに繰り返し使うことを指します。もの自体の廃棄を削減できることはもちろん、廃棄物処理の際に排出されるCO2の削減や、新たに生産する際に使用する資源の削減にも繋がります。リユース市場が拡大を続ける一方で、消費者の約7割はリユースを経験していないことが現状です。 

    ブックオフは事業を通してお客様に楽しく豊かな生活を提供しながら、循環型社会の形成を加速させていくことが役割だと考えています。誰もが気軽に始められるリユースを推進し未来のために持続可能な環境を築く。そんなブックオフの目指す「すてない社会」の実現に向けて、8月8日リユースの日をきっかけにリユースの裾野を広げ、循環型社会の発展に貢献をしていきます。  

    8月8日リユースの日に、リユース体験ができるイベントを開催 

    8月8日リユースの日に、リユース企業6社とともに20社を超える企業・団体の賛同、環境省の後援をうけて、2025年8月8日(金)・9日(土)の2日間、秋葉原にてリユース体験イベント開催いたします。 このイベントは授業で循環型社会を学び知識として備わっている小学生を対象としており、それぞれのリユース体験や各社の取り組み・循環型社会について考えることをお話しするオープニングイベント(8月8日限定)や、各社ブースのワークショップを体験していただくことで、リユースを日々の生活に取り入れ、循環型社会を自分ごとに捉え行動するきっかけをつくります。 

    会場内では、イベントにて実際にご自身が不要になったものを必要とする方へ循環することを体験し、リユースを身近に感じていただくため、 ボックス型不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」を設置します。ボックスに入れるだけで手間なく不要品を手放し次に必要とする方への循環するサービス「R-LOOP」を通じ、イベントに来場した小学生と保護者へ、リユースを手軽かつ身近に感じていただく機会を創出してまいります。  

    イベントの詳細:https://shokugyotaiken.com/event/240

    R-LOOP:https://www.rloop.jp

    活動レポートでもご紹介しています:/sustainabilityreport-25002/

    イベント会場以外で実際にリユース行動に繋げるため、公式オンラインストアにてお得なキャンペーンの実施も

    8月8日「リユースの日」をきっかけにリユースと循環型社会について考えていただき、実際のリユース行動を後押しすることを目的に、8月1日(金)~13日(水)の期間中、ブックオフ公式オンラインストアにて、お得なキャンペーンを実施いたします。ブックオフのサービスを通じて、不要になったものをお売りいただいたり商品を購入いただいたりすること自体がリユースや循環型社会に繋がることを認識していただくため、イベント開催と連動した取り組みを実施いたします。 

    ▼公式オンラインストアキャンペーン  

    実施期間:2025年8月1日(金)0:00 ~2025年8月13日(水)23:59  

    実施内容:①中古品を 2,500円以上ご購入で250円引き(全品対象)  

    ②宅配買取にて書籍・コミック・ホビー用品をお売りいただくと買取金額30%UP  

    ※8月1日(金)に公開となるキャンペーンページのクイズに参加し配布されるクーポンコードをご利用いただいた方が対象です。  

    公式オンラインストア :https://shopping.bookoff.co.jp  

    リユースに馴染みがない方に向けたコラム配信 

    ジュエリーのリフォーム・リペア・買取・販売を行う「aidect (アイデクト)」のホームページと、ブランド品など高価格帯アイテムを取り扱うECサイト「Rehello(リハロ)」では、8月8日リユースの日に合わせたコラムの配信を行います。大切に受け継いだ品物や込められた想いを循環する価値をお伝えすることで、物を売ることに抵抗がある方のリユースに対するイメージをポジティブに変え、リユース人口を増やせるよう取り組んでまいります。  

    aidect:https://www.aidect.jp/  

    Rehello by BOOKOFF:https://rehello.jp/  

    8月8日リユースの日とは

    8⽉8⽇は、物が⼈から⼈へと循環し続ける様⼦がイメージできる「∞」と同じ形の「8」が並ぶことから、より多くの⼈にリユースの良さや楽しさを知ってもらい、リユースに取り組んでもらうことを目的とし、2023年に「リユースの日」が制定されました。 

    笑顔をつないで、未来のチカラに。
    "不要になったら捨てる"以外の様々な選択肢について「8月8日リユースの日」をきっかけに考えてみませんか? 

  • サステナブルな取り組みをもっと身近に。コーポレートサイトをリニューアル

    ブックオフは、1990年5月に神奈川県相模原市に直営1号店をオープンし35周年を迎えました。国内のブックオフ事業をはじめ、海外事業やプレミアムサービス事業など、経営理念である事業活動を通じての社会への貢献に向けた取り組みをさまざま展開する中で、サイトをご覧の皆さまが必要な情報を探しやすく、そしてまだ世の中に広く知られていない当社の取り組みをお届けすることで、さらにリユースや循環型社会への認識を深め身近に感じていただきたいとの想いから、コーポレートサイトのリニューアルを実施いたしました。

    このたびのリニューアルにより追加した活動レポートでは、よりタイムリーな情報更新で当社の取り組みをお伝えし、レポートから気になった取り組みへは、それぞれの記事に記載のフォームやお問い合わせ先からお気軽にご相談いただくことが可能です。お客さまやお取引先、投資家の皆さまなど、繋がりを持った方それぞれが必要としている情報をお届けできるサイトを目指してまいります。

    <スタッフリスト>
    企画・制作:株式会社アドレッサンス浪漫堂
    クリエイティブディレクター:渡辺寿幸 氏(株式会社アドレッサンス浪漫堂)
    アートディレクター:岡田尚志 氏(フリーランス)
    コピーライティング:陳慧 氏(株式会社アドレッサンス浪漫堂)
    カメラマン:坂本泰士 氏(フリーランス)
    ヘアメイク:小園香緒里 氏(フリーランス)

  • 不要になったモノの買取金額を通じて、応援したい団体に寄付できる「キモチと。」

    「キモチと。」は不要になったモノの買取金額で様々な団体等に寄付、応援、支援することができるブックオフの宅配買取サービスを活用した取り組みです。読み終わった本、聴かなくなったCD、遊び終わったゲームなどをお送りいただくと、買取金額に応じて様々な団体に寄付をし、支援することが可能です。

    2025年3月28日にミャンマーで発生した大規模地震を受けミャンマー地震の被災地支援を行うなど、この取り組みを通じた緊急支援も行っています。お金ではなく不要になったモノで手軽に寄付できることから多くの方にご利用いただき、2025年2月末時点で累計の寄付金額は4億8,000万を突破しました。

  • 1万人の小学生がリユースで循環型社会を学ぶ「学校ブックオフ」

    ブックオフでは、積極的にリユースをしたくなる機会や場所を増やすことがさらに大きな循環をつくると考え、持続可能な社会の発展を目指した教育活動に取り組んでおります。

    SDGs×キャリア教育のプロジェクト「学校ブックオフ」では、ブックオフグループのリユース事業についてのカリキュラムを作成し、小学校3年生から中学生に継続的に体験型の学びを提供する3つのプログラムを実施しています。BOOKOFFという身近にあるお店を題材にすることで社会・環境問題を自分事として捉えてもらうことを目的とし、累計1万人を越える小学生が楽しみながら循環型社会の在り方を学んでいます。

    受講した小学生からは、「いらなくなった本やCDがあったらリユースしてみようと思った。」「私もブックオフのようにSDGsについて何かできることはないか考えることができた。」などの感想があり、小学校学習指導要領の家庭科編にも「持続可能な社会」に関する記載がされる中、当プロジェクトが多数の小学校のカリキュラムに役立てられております。

  • 不要品を入れるだけで循環型社会に貢献ボックス型不要品回収システム「R-LOOP」

    ボックス型不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」は、所定のボックスに不要になった衣類や雑貨を入れるだけで、簡単にリユースやリサイクルに繋げられるサービスです。衣替えで不要になったお洋服や棚にしまったままの雑貨など、身近に設置されているボックスに入れるだけで、捨てずに環境にやさしい活動に貢献ができます。

    回収後は、検品を経てブックオフグループの海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」で販売されるほか、販売基準に満たない繊維製品は、パートナー企業が再生資源としてリサイクルします。また、リユース量1kgあたり1円がNPO法人など任意の団体に寄付されます。

    R-LOOPボックスの設置場所は、BOOKOFF店舗、マルイや東横インといった商業・宿泊施設、オフィス、教育機関など。サービス開始から6か月で拠点数200か所、回収量は15トンを突破しました。気軽にリユース・リサイクルに参加できるよう、生活の身近な場所に拡大中です。