グローバル展開

ブックオフグループは、海外事業を成長期待領域として、積極的な事業拡大を推進しています。

当グループの海外事業は、大きく分けて、「米国BOOKOFF事業」と、マレーシアおよびカザフスタンにおける「Jalan Jalan Japan事業」に分けられます。

2000年にニューヨークに「BOOKOFF」1号店をオープンし、営業を開始しました。
当初は 「アメリカ在住の日本人へ、日本の書籍を手頃な価格でお届けする 」ことを目的としていましたが
その後、ローカルのお客様をターゲットとしたビジネスモデルへ転換しました。

近年は「アニメ関連グッズ」が独特なエンターテインメント性を高める大きな要因となり、さらにソーシャルメディアを通じて認知が高まることで、好調な業績につながっています。

成長戦略の一環として、「2033年までに全米100店舗」を目標に、積極的な店舗展開を進めています。
主な店舗形態は、書籍・メディアソフトを中心に、アニメ関連グッズなど多彩な商品を取り揃えた「スタンダード型」と、アニメ関連グッズに特化した「アニメ専門店型」があります。
今後は、ニューヨーク、カリフォルニア、ハワイの既存エリアにとどまらず、全米規模での展開を計画しています。


国内BOOKOFF事業における「買取量が販売量を大幅に上回る 」課題を解決する「出口戦略」として2016年にマレーシアで立上げ、日本から輸入した中古品を扱う「Jalan Jalan Japan」という屋号のリユースショップを運営しております。「Made in Japan」ではなく「Used in Japan」を強調することで、日本から送られた良質な中古品の魅力を強調しています。このアプローチが現地で独特なエンターテインメントの価値の確立につながり、マレーシアのお客様から高い評価を頂いております。創業以来、積極的に店舗網を拡大し、業績は好調に推移しております。
「2033年までにJJJ100店舗」を目標に、主にマレーシアとカザフスタンにおいて積極的な店舗展開を進めております。
拡大するJJJ店舗網に安定的に商品を供給するため、日本国内での物流体制の強化を進めております。